ちょっと田舎の町を歩いていると俺の近くをスズメが飛んだり歩いたりを繰り返していた。
そのスズメをよく見るとくちばしが黄色かったので、まだ大人になりたての個体だということがわかった。
多分、飛ぶ練習みたいなことをしているのだろうな。
追いかけると少しの距離を飛んで、また俺の先に降り立つ。再び俺が追いかけるとまた飛んで、ということを繰り返しているうちに親鳥がスーッと飛んできて2羽で街路樹の方に飛んでいった。
どこかで雛鳥を見守っていたんだろうな。
街路樹から俺を眺めながら「こんなアホを相手にしてはいけないよ」と親鳥は雛鳥を注意していることだろう。
最初は飛ぶのが下手な雛鳥もそのうち元気に空を飛び回るんだろうな。
いいもんだ。
そういえば、今年の春には鳴くのが下手なウグイスを見かけたな。
ホーホケッ！といった具合に鳴いており「おやおや、下手くそが鳴いているな」と思ってしばらく聞いていたよ。
↑これは以前、旅行に行った際に撮った写真。
鳥の糞をアリが食っていた。
糞でもアリにとっては栄養のある食べ物なんだろうな。
面白かったのでしばらく眺めていると、アリはどこかへ歩いていった。
一緒に出かけた友人のモナ王には「そんなの撮るな」と言われたな。
ちなみにこれを発見したのはモナ王で、しばらくモナ王も観察していた。
やっぱり田舎は自然が豊かで面白いな。
都会には自然がなくてあまり面白くないんだよな。
ま、そのおかげで便利で不自由のない暮らしを送れるんだけどね。
一長一短ということですね。
では、またね。
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