2025/04/13

朝の7時頃、自宅に下の妹がやってきた。

妹は東京にいる上の妹に会いに行っていたそうで、誕生日のプレゼントに靴を買ってもらったと言って喜んでいた。

そんで今日は妹が欲しがっているパーカーを誕生日のプレゼントとして俺が買う予定なのである。

そのパーカーを売っている店の開店は午後からだったので、特になにをするでもなくのんびり午前中を自宅で過ごすことにした。

妹が『腹減った』というので二人でカップ麺を食べながら近況を聞くと、聞いてもないことまでアレコレと喋りだした。

妹の話を聞いていると節々に若さを感じる。

将来に対する希望に満ちているのだろうな。

妹にはまだまだ出会ったことのない面白いことや辛いことが待ち受けていると思うので、日々を楽しんでいってほしいな。

さて、しばらく話をした後は俺は二度寝をして、妹は「学園アリス」という漫画を『おもしれー!』と言って読んでいた。

起きると洗面所からなにやら文句を言っている声が聞こえたので様子を見に行くと、髪が上手にセットできずに吠えている妹がいた。

『どうせ服買いにいくだけなんだし、テキトーでいいじゃん』と俺が言うと『黙ってろ!』と返ってきた。

妹はどこに行くにしてもオシャレをしてから家を出るタイプなんだよね。

20分ほどで準備を終えて自宅から駅へと向かう。

道中にあった中華料理屋で飯を食ってから電車で繁華街へ。

日曜日の繁華街は人で溢れており、一刻も早く家に帰りたい衝動に駆られるな。

俺はその繁華街にほとんど用がないので、地理がまったくわからないのだが、妹はサクサク歩いていき、こじんまりとした服屋に到着。

店員とは顔見知りのようで、妹はなにやら談笑していた。

妹は欲しかったパーカーのサイズや色に迷っており『これがいいかな〜?』とか『どう?これ?』と俺に聞いていた。

「ハァー?どれも全部同じやんけ」と言うとキレられるので、パッと見でいい感じがした黄色のパーカーをオススメしておいた。

以前はある程度衣服に興味があったりもしたが、最近はめっきり興味がなくなったな。

20代の前半に買った服をいつまでも着ているので、そろそろ大人びた服を買った方がいいと妹に言われてしまったよ。

んなこと言われてもよくわからんのよね。

冬はスカジャン・スタジャン、夏はアロハシャツじゃいかんのかねぇ。

結局妹は黄色のパーカーを選び、俺が金を払って店を後にし、本日は解散。

妹は喜んでくれているようだったのでよかったよかった。

ま、年に一度のことだからね。

誕生日にはこの歳まで無事に生きてこれたことを祝わないとね。

また来年もその先も元気に過ごしてほしい。

では、またね。

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