今日は自分が大人になったと感じたきっかけについて書こうと思う。
先日、友人のブログで大人になったと感じたきっかけについて書かれている記事を読み、俺も書いてみようかな思った次第である。
俺が大人になったと感じたきっかけは、警備員になって一人暮らしを始めた事だと思う。
それまでは新卒で入った会社を半年でバックレて、日雇いなどをしつつ祖父母の家に居候していたのだが、祖父が『男は自立してこそ男だ』と言うので就職して家を出たのだ。
当たり前だが、一人暮らしの生活というのは自分のことは全て自分でやらねばならない。
当然、働いて金を稼がねば生きることができない。
一人で生活を始めてから今までどれだけ甘えた生活を送っていたのかを知った。
同時にどれだけ自分が祖父母や両親に守られていたのかも知ることができた。
社会の厳しさにどこかに逃げ出したくもなった。
その時に漠然と俺の歩んだ人生の責任は全部俺が取るんだとわかった。
当たり前のことなんだけどね。
でも、俺はずっと言い訳をしていたんだよね。
自分が上手くいかないのは育った環境やナルコレプシーという病気のせいだ、単純に運が悪かったと言い訳を重ねていた。
でも、そんな言い訳を山ほど重ねてもなんの意味もないことにやっと気が付いた。
言い訳を重ねていたのは自分の情けない姿を認めたくなかっただけなんだろうな。
多少は要因があるのかもしれないけれど。
話が逸れてしまったけれど、つまり、就職して一人暮らしを始めたことが俺の大人になったと感じるきっかけとなったわけだ。
しかし、大人になったと思うことがある反面、いまだ完全に大人になれたというわけではないような気がするな。
まだまだ子供のような心を持っているし、休日なんて子供の頃の休日となんら変わってないからね。
好きな事をして好きなだけ寝る。
それに未だに夢を見ていたりするのだ。
散々現実を見てきたのに、やってみなければわからないんだと本気で思っている。
俺はまだ大人と子供の狭間にいるのかもしれないな。
警備員として働くうちに、俺は世の中の不条理さや報われなかった人たちの虚しさを知った。
それに人の優しさや強さも知ることができた。
警備員として働いた2年間で俺は確実に大人に近づいた。
だが、はっきりと大人になったと言い切ることはできない。
俺は夜と朝が切り替わるような時間をずっと生きている。
夜と朝に明確な区切りがないように大人と子供も明確な区切りがないのだろうな。
太陽が昇りつつも月は空に残ってうっすらと輝いている。今の日々はそんな感じだ。
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