夜中に腹が減り、なんか食い物はないかと探したところ、半年くらい前にコストコで買って来た電子レンジでチンして作る海外のポップコーンがあることに気が付いた。
俺はそんなにポップコーンは食べないのだが、一緒に行った訓練校で仲良くなった人が『これ旨いから買って半分こしよう』と言うので買って来たのだ。
海外の製品なのでチンする時間がよくわからず、とりあえず5分チンすることにして電子レンジに放り込んだ。
買った時にチンする時間を教えて貰ってはいたのだが、昔の事なのでもう忘れてしまっていた。
その製品は袋の中に豆が入っていて、加熱することで豆が弾けてポップコーンになるというものだ。
テレビで録画したドキュメンタリー番組を見ながら、ポップコーンの完成を待つ。
2分くらい経つとレンジから豆が弾ける音がし始めた。
そのまま放置していると、なんだかテレビの画面にモヤがかかり始め、変な匂いがしてきたので、おかしいなと思い部屋を見渡すと煙が充満していた。
慌てて電子レンジの扉を開けるとポップコーンの袋から煙があふれ出ていた。
オワーッ!!
俺は慌ててシンクにポップコーンを投げ入れ、様子を見ていたのだが、煙はとめどなく袋から流れ出続けている。
どうやらこれは中のポップコーンが燃えているようであった。
慌てて袋の中に水を入れると「ジュワーッ」という音がして煙は出なくなった。
めでたしめでたし。
火事にならなくてよかった。
昔、天むすをチンした時も燃えたことがあったのだが、意外と食品って簡単に燃えるもんなんだな。
まったく、こんなことでは調理師免許を返納した方がいいかもわからんね。
その後、また新しいポップコーンを3分加熱してみると丁度いい感じにできたので、ドキュメンタリー番組を見ながらムシャムシャ食べた。
ドキュメンタリー番組は極東国際軍事裁判を主題としたもので、色々と考えさせられる内容であった。
この極東国際軍事裁判とは戦争に負けた日本の指導者的立場にあった人たちを、勝者の立場にある連合国側が裁くといった裁判のようだった。
俺はこう見えても意外と歴史だとか過去の出来事を詳細に解説してくれる番組が好きなので、とても楽しめた。
さて、今日の日記は以上だよ。みんなも火事には気をつけようね。
↓電子レンジ内部にダメージが残っちゃったよ。
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