夜勤の休憩中に夕飯を食っていると、残業終わりの先輩から電話がかかってきた。
先輩に用件を聞くと「ま、喫煙所に来てよ」と言うので、急いで飯を腹に詰め込んで喫煙所へ。
喫煙所に行くと先輩はタバコ吸いながら俺を待っており、俺がタバコを咥えると「昨日の件どう思うよ」と話しかけてきた。
昨日の件というのは例の喧嘩のことで、詳細は昨日の日記に記してあるよ。
俺が「たまには言いたいこと言うのもいいんじゃないですか」と話すと、先輩は「俺もそう思うけど、暴力はなぁ」と呆れた顔をしていた。
ま、それはそうだ。いい大人なんだからさ。
先輩の話によると、喧嘩をした二人は他人から見ても以前から少しばかり「おや?」と思う節があったようで、それが酒によって暴発したのだとか。暴れた人は蹴りを入れられた人に対しても、昨日の酒の場で色々あって不満を抱えていたらしい。
なるほどなぁ。俺や先輩に暴力を振るおうとしなかったのは、俺たちに対しての不満がなかったからだったのか。
さて、そんな感じの話を一通りすると、先輩は「どうすっかなぁ」とため息をついた。
昨日の会を提案したのは先輩らしく、なんとなく負い目を感じているようであった。話し合いの場を設けようかとか話していたよ。
それにしても、皆で楽しんで仲を深めるはすが、軋轢を生むことになるとはね。
この軋轢はどうあがいても修復できないような気もするが、どうなのだろうかね。酒の場のことだから…と和解できるものなのかな。
他人事のようでアレだが、今後あの二人がどう接していくのか非常に興味深いね。
今は確実にギクシャクしているはずだが、時が経てばまた打ち解けるのか、それとも関係に一線を引くようになるのか。
俺だったらどうするかな。
友達同士の間柄ではなく職場の同僚みたいな関係だもんなぁ。
難しいところだよ。
では、またね。




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