職場でバーベキューをしながら酒を飲むというイベントがあり、なぜだか知らんが俺も呼ばれたので参加してきた。
参加者は6人くらいで、半数以上が俺と業務で関わることのない人だった。ほとんど喋ったこともない人もいたな。
ま、こういう会はヘラヘラしながら当たり障りのないことを言っていればいいからね。これも仕事のうちだ。
さて、そんなこんなで、昼過ぎに集まってワイワイ騒いでいたのだが、日が暮れた頃に喧嘩が勃発した。
ある人が酒瓶を片手にある人に詰め寄ろうとしたので、俺を含めた何人かでその人をなだめていたのだが、酒瓶を取り上げると少し静かになったので、それまで座っていた席に戻った瞬間に再び暴れ始めた。
その人は横でなだめていた人を突き飛ばし、静止しようとした人に蹴りを入れて、俺たちの座っている方に向かってきた。その手には再び酒瓶が握られていた。
俺や向かいに座っていた先輩が立ち上がって臨戦態勢を取ろうとすると、怒りの矛先であった隣に座っていた人がバッと動いて、酒瓶を手にした人にタックルをかまして取り押さえたので、俺はその隙にまたもや酒瓶を取り上げた。
別に喧嘩をするのはいいと思うけど、酒瓶みたいな危ないものを振り回したらダメだよね。
取り押さえた人は何発か殴るのかなと思って、その様子を見ていたのだが、その人は「この野郎!いい加減にしろよ!!」とデッケー声を出すと、押さえられた側が「すいません」と謝ったので一件落着。
その後、場は最悪な空気になり、向かいに座っていた先輩は「トホホ」と今にも言いそうな顔をしていた。まったく、いい大人が喧嘩するなよな。情けない話だよ。
ま、俺は手を出されなかったので、その点はよかったかな。
やはり酒を飲むと日頃の鬱憤や、誰かに対して抱えていたストレスが溢れ出るタイプの人がいるようだね。困ったもんだよ。
その後は隣に座っていたタックルをかました人と二人で飲みながら話をしていた。
その人とはしっかり話すのは初めてだったのだが、色々と面白い過去を持っているようで、スゲー新鮮で面白い話を聞けた。
う〜ん。人に歴史ありだね。
元々はホテルマンで、そこからフリーのカメラマンに転身して…みたいな俺の知らない世界を知っている人だったよ。
3時間くらい二人で話をしていたのだが、時間が経つにつれて初対面の人には到底話さないような内容のことも聞かせてくれた。
それは人の抱える苦悩や後悔に触れるような生々しい時間だった。
でも、なんだかいい時間だったな。
誰しも何かしらの苦悩を背負って生きているんだよな。
そんなことを思ったよ。
さて、そろそろ寝るとするかな。
では、またね。




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