夜中に昔組んでいたバンドのベース担当のテツと一緒に麻雀のゲームで遊んでいた。
なんだかんだとくだらない話をしながら東風戦を数回。
ほとんど中身のない話ばかりしていたので、どんな話をしてたかあまり覚えていないが、高校を出てからあっという間に時間が過ぎたことや、仕事の愚痴、テツが今度開く結婚式のことだったりがメインだったと思う。
高校を出て六年か七年が過ぎたわけだが、ホントにあっという間だったな。
やっぱり仕事をしていると毎日が単調で平坦な日々に感じて、時間の流れも早く感じるんだろうね。
そういえば、テツの結婚式では俺がスピーチをすることになっているのだけれど、まだ何も考えてないな。
そもそも、俺は人の前に立って気の利いたことを話せるような人間じゃないんだよな。当日はとても緊張しそうだ。
ま、でも、これもいい経験かなって思う。多分、これが最初で最後だろうし。
麻雀は日をまたいでもしばらく打っていたが、テツの仕事もあるため頃合いをみて終了することにした。
麻雀を終えた後もちょっとの時間通話をしていたのだが、そこで音楽の話になった。
お互いにもうバンドはやっていないけれど、またやりたいねと話をした。
テツはこの前ギター類の弦を張り替えて、ちまちま弾いているそうだ。
俺も少し前に指で演奏できるMIDIパッドのようなものを買って、フィンガードラムをちょっとやったりしていることを話した。
マンションだと騒音の問題でドラムは叩けないけど、これは音が出ないのでなかなかいい感じなんだよね。
ドラムとは少し別物なので、少し物足りないけど。
最後に皆で演奏したのは去年の夏ごろだし、そろそろデカい音鳴らしたくなるよね。
その後、バンドのボーカルの話になり、最近山に登っていたことなどを話たりした。
彼も色々あったと思うけど、少しずつ元気になってきたようで嬉しいね。
皆、各々の人生を歩んでいるのだけれど、また、三人でバンドをやりたいね。
茶ゲンマイにまた、ギターを弾いてもらってもいいし。
スタジオでクタクタになるまで演奏して、外でタバコを吸って飯を食って帰る。
はたから見れば大したことじゃないかもしれないけれど、これが俺にとっては素晴らしい時間だったんだよね。
また、いつかやろう。
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