午前7時、造園屋のダンプに乗って植木屋へと出発。
今日は友人のテツから造園屋へと依頼された庭仕事を手伝うため、柊と俺の二人がお手伝いさんとして招集されていた。
俺の自宅からしばらく走り、植木屋へと到着。

オリーブの木を積み込んで、次は芝生屋へ。
芝生は手積みだったので、ヒーヒー言いながら荷台に積み込んでいく。
なんでも今日の芝はヘタクソがカットしたようで、とても分厚くて重量があったと造園屋は話していた。
これを後ほど荷台から降ろすことを考えると、造園屋がお手伝いさんを呼んだ意味がわかった。
ちなみにオリーブの木と既に積まれていた大量の川砂も降ろさなければならない。
こりゃ、大変だ。
その後はホームセンターに寄っていくつか資材を購入してから、モリモリ国道を走り抜けてテツの新居へ到着。
デッケー家が建っていた。
すごいもんだなぁ、自分の家だよ。
いつまでもワンルームの賃貸で暮らしている俺とは格が違うな。
ま、そのぶんテツの背中には数千万のローンという重荷がのしかかっているわけなんだけど。
さて、テツの自宅に到着した我々は造園屋の指示のもと、地面に穴を掘っていった。
まずはオリーブの木を植えてしまおうというわけだ。
わっせわっせと穴を掘り、そこにオリーブの木を男4人がかりでねじ込む。
数メートルの木は4人がかりでも持ち上がらないので、ロープを使ってうまい具合に造園屋が穴に誘導した。


木を植えてからは周りを肥料と混ぜた土で埋めて水を撒き、ドロドロの状態にして棒でその辺りをつついていく。
こうすることで地面の空洞がなくなり安定するのだそうだ。
造園屋は作業の前になにやら説明してくれるのだが、俺と柊のやることは基本的に単純なものばかりなので、聞いた直後は「へぇ〜」と思いつつもすぐに忘れていった。
オリーブの木に関連する技術の必要な剪定などの作業は造園屋が進めていき、俺と柊は川砂を撒いて地面を均等にならしていく。

↑造園屋自前のオートレベル。
柊と俺は造園屋よりも測量に詳しいはずなのだが、二人ともすっかり使い方を忘れていた。
造園屋がセットした基準値をもとに、川砂を盛ったり減らしたりして、芝生を敷く土台を作っていく。

その後、芝生を敷き詰めていった。
ダンプから芝生を降ろし、敷いていくだけの単純な作業であったが、日頃いい加減な暮らしを送っている俺の体はすぐにガタガタに。

最後は芝生の上に砂を敷き、水を撒いた。
こうすることで芝生の隙間に砂が入っていくそうだよ。
そんで、そのうち砂の下の芝生が顔を出して、よくある芝生の庭になっていくらしい。
ちなみに言われたことをただやっていただけなので、書き忘れている工程や間違えている作業内容があるかもしれないのだが、その辺はお察しくださいね。
すべての作業を終える頃にはすっかり日は暮れて、どこからともなく夕飯を作っているであろう香りが漂ってきていた。
テツと他の三人で飯を食いに行ってから帰宅。
今日はくたびれたな。
でも、良い経験ができた気がするね。
やはり造園屋はその道のプロなのだということも、彼の仕事を見ていて実感した。
ホントに職人技だったよ。
あと、仕事が早いのなんの。
ちなみにテツも作業を手伝ってくれたのだが、余計なことばかりしたあげくに飽きて適当な仕事をするという体たらくであった。
奥さんも呆れていた。
しかし、所々でテツが奥さんを気遣う様子が見えたので、そのようなところが夫婦が仲良く暮らすコツなのかもなと思った次第である。
これからも夫婦でいつまでも仲良く過ごしてほしいね。
では、またね。
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