タブレット純という方がパーソナリティを務める「タブレット純 音楽の黄金時代」というラジオ番組を聞いていた。
この番組は昭和の歌謡曲をメインに流し、合間合間で音楽に関したトークをというような番組のようだ。
初めて聞いたのだが、いいね、この番組。
番組で流れる曲は昭和歌謡をメインにしているので、俺の知らない時代の曲が聞けるという点とパーソナリティのタブレット純のトークが聞いていて心地よいという点が非常に良い。
また来週も聞くとしようかな。
番組で流れたりりィというアーティストの「私は泣いています」という曲が耳に残って、番組を聞き終えた後に改めてまた聞いた。
この曲は言葉にするのが難しいが、何となくちょっと陰鬱な感じが気に入ったな。
昔、ベストアルバムを買って聞いていた森田童子というアーティストと曲の感じが近いような気がするね。
「ぼくたちの失敗」や「たとえば ぼくが死んだら」なんかの有名どころの曲が俺は好きだったな。
そういえば、昔働いていた警備会社の先輩のおじいさんのひとりは、この曲がヒットしていたくらいの年代に青春時代を送っていたそうだよ。
五つの赤い風船というフォークバンドが好きでロン毛にして過ごしていたと話していた人もいた。
その人はすっかりハゲており、その風貌からは想像もつかなかったがね。
他にも高田渡やザ・リガニーズなんかの曲をよく聞いていたと話しており、その人が組んでいたバンドの名前はザ・ルソバーズだったそうだ。
こうして文字で書き連ねるとあの頃のことを思い出して懐かしいな。
仕事はかなりきつかったが先輩方は皆良い人だった。
仕事以外にも色々なことを教えてもらったよ。
ちなみにその方は持病のパーキンソン病が悪化して、もう仕事を辞めてしまったそうだ。
病気はあれど元気にしてくれているといいな。
さて、昔の曲を聞くと貧乏を歌っている曲が多いように感じるのだが、それは時代のせいだろうかね。
もしかすると、昔は貧乏でもなんとかなったのではないのかな。
現代よりも人の心に余裕があったのだろうかね。
ま、昔を生きていないのでわからんがね。
ちなみに俺の周りはすっかり貧乏人と生活に余裕のある人間で大きな差がついてしまっている。
俺は貧乏人なので、たまに余裕のある生活を送っている友人が眩しく感じる時があるよ。
ま、そんな生活を手に入れようと努力をする気にはならんがね。
自分の家を建てて、いい車に乗って、所帯を持って…などと良い暮らしには、当然それを維持する努力が必要になるのだ。
それは大変なことだよ。
めんどくせーから仕事や~めよ!とかできんからね。
でも、頑張り続けるだけの幸せはあるのだろうなと思う。
年老いた時にその幸せはとても輝き、俺は死ぬほどそれらが羨ましく感じる日も来るのだろうな。
しかし、そのために今の日々を犠牲にすることを考えれば、当然の結果ではあるのだろうと思えるな。
彼らは日々ものすごい勢いで働き、休日は家族のために生きているのだからね。
一方、俺はわけのわからん漫画を描いて、バイクに乗って転んでヘラヘラしているわけだからさ。
バンドのボーカルの恩師も言っていたが、結局どんな生き方をしても後悔はするのだ。
そういえば、少し前に友人のモナ王と話していた時に「今のアンタは色々と生き方に迷う時期だから、なんでもやりなさいな」と言われたところだったな。
モナ王は俺よりも何年も年上なのだが、あの人も色々と生き方に迷ったのだろうな。
周りを見るとどうだろう。
友人のボーカル、柊、ゲンマイあたりはまだ自分がどう生きるべきか迷っていたりするのだろうかね。
トーリさんは絵の道を進んでいくのだろうな。
なんやらかんやらと色々と書いたが、よくよく考えると俺は普通に働いて自分の力で生活しているので、別に生き方とかは迷っていないような気がするな。
ま、テキトー。テキトー。
世の中はなるようにしかならんよ。いつか死ぬしな。
でも、後悔する事柄が少なくなるようにやることだけはやっておこうね。
以上ですよ。
では、またね。
↑鯖缶が安かったので3つも買ってきた。
うまい!!
コメント