今日は昨日に引き続きキャンプのことを書いていこうと思う。
宿場町を後にした俺たちはキャンプ場を目指して車を走らせ、夕方に現地へ到着。
テツと俺、ボーカルは夕食のカレーの用意を始め、他の3人は焚火などの用意を始めた。

今回は夏野菜カレーをテツが食べたいと言うので、それを作る予定にしている。
ロッジの中でボーカルが炊飯の用意をし、俺が野菜の皮を包丁で剥いて切っていく。
炊飯の用意が終わった後はボーカルが具材を炒め、テツが洗い物を進めていった。
3人でなんやかんやと分担しながら作っていったので、わりとすぐにカレーは完成した。
のだが、テツが水を余計に入れたせいでシャビシャビになってしまった。
まったく、いらんことをしやがって。野菜からも水分が出るんだぞ。
ま、止めなかった俺も悪いのだが。
そんなわけで、しばらく火をかけておくことにした。
外ではキャンプが趣味の造園屋が準備を進めており、俺たちがのんびりカレーを作っているうちに焚火台では薪が燃え、バーベキューコンロには肉が焼き始められていた。
柊やサーワも積極的に動くタイプなので、効率よく準備ができたのだろうな。
俺やテツはのろまなので外を手伝っていたら、こんなに早く準備は進まなかっただろうな。
サーワは仕事の都合で20時ごろに帰らないといけないので、急げや急げと準備を進めていたのだという。
既に柊が焼いた肉を取り分けてくれていたので、タレをかけてそれを食べた。
うん。うまい。
肉の他にはカレーを作る際に余ったナスやピーマンを焼いたり、しいたけを焼いて食べた。
いやはや、焼いたしいたけはマジでうまいな。
俺が『しいたけがマジでうまい』と話すと『じゃあ、テメーはしいたけだけ食ってな』とテツに言われた。
ハハ、黙れや。

肉をある程度食べた後は皆で焚火台を囲んでまったりと時間を過ごした。
そのうちに造園屋が釣ってきたアユを焼き始めた。

↑造園屋が釣ってきたアユ。右のミニバーベキューコンロでは俺が食うナスとしいたけが焼かれているよ。
造園屋は手慣れた様子でアユに串を通していき、もう1セットアユを焼いてくれた。

↑焼けたアユ。マジでうまいなコレ。2匹も食べたよ。
その後はカレーを食べた。

うまそうに見えるが、ルーがシャビシャビであまりうまくない。
サーワは『沢山作ってあるし、明日の朝に食べるとうまくなってそうだね』とフォローをしてくれたが、そのサーワはもうすぐ帰ってしまうので、なんとも申し訳なかった。
いやー、悔しいもんだね。うまいカレーを作りたかったのだけどな。
カレー食べ終えるとサーワは家に帰っていった。
皆で車に乗って去っていくサーワを見送り、また火を囲んで座った。

テツが『せっかくだし、誰か怖い話してよ』と言うと、ボーカルがそれっぽい話を始めた。
その話は俺がボーカルから10回くらい聞いたことのある話だったので、黙って聞いていた。
途中で造園屋も以前聞いたことに気がついてニヤニヤしていた。
この話は端的に書くと高速道路を車で走っている途中でうんこを我慢できなくなったボーカルが、路肩に車を寄せて後部座席でコンビニのレジ袋にうんこをしたというだけの話である。
くだらないし汚いというクソみたいな話なのである。
なぜかその話で場が盛り上がったので、俺も風呂場で便意を感じたがトイレに行くのが面倒に思え、その場でうんこをしてからシャワーでそれを流して仕事へ出かけ、帰宅すると部屋中がハチャメチャにうんこ臭くなっており、風呂場の排水溝の蓋を外すと中にうんこがどっかり溜まっていた話をした。
それから造園屋も便乗して野グソをした話を始め、一応話は落ち着いた。
その後、チマチマとくだらない話を繰り返していたが、そのうちに皆が話をするのを辞めて焚火台の火を眺めていた。
ぼんやりと揺らめく火を見ていると、どうでもいいことが頭に浮かんでは消えていった。
黙り込んでいる友人達は何を思っているのだろうということが気になったが、そんなことを聞くのもヤボかなと思い、聞くはをやめておいた。
誰もがこの穏やかな時間を楽しんでいるのだろうと思ったのだ。
キャンプの前に造園屋が『キャンプの醍醐味は夜に焚火の火を眺めることよ』と話していた理由がわかったような気がした。
横を見るとテツは普通に寝ていた。
やがて薪は燃え尽きていき、火は小さくなっていった。

造園屋はそろそろ寝るとロッジに入っていったので、寝ているテツを放置したまま、俺とボーカル、柊の三人で色々と話をしながら完全に火が消えるのを待つ。
しばらく残り火を眺めていたのだが、完全に消えるのはまだ時間がかかりそうだということで、ロッジに戻り3人で絵を描いた。


1時間ほど絵を描いたり、適当にゴロゴロしてから就寝。
ボーカルが『僕は環境が変わると眠れないんだよね』と言うので、各々の布団に入ったままウミガメのスープという推理クイズで遊び始めた。
初めてこのクイズで遊んだのだが、これは面白いね。
そのうちに横で寝ていたテツも起きて3人で遊んでから就寝。
気がつくと朝になっており、既に造園屋が朝食の用意を始めていた。
目玉焼きとハムを焼いてパンを食べ、追加で昨日の残りのカレーを食べた。

サーワの言っていた通り、一日寝かしたカレーは非常にうまかった。
このカレーをサーワに食べてもらいたかったな。

食事後はキャンプの片付けをして帰路についた。
あっという間の一日であった。

帰りは温泉に寄って昼過ぎに地元を目指して走り始めた。
高速道路から見える景色から少し緑が減っていくにつれて、この旅に終わりが近づいてきていることを知らせてくれる。
いつでもそうだが、旅の終わりには寂しさがつきものだ。
地元に到着し、一人、また一人と車から友人が降りていくたびに車内の騒がしさが減っていく。
終盤の車内はテツと俺だけになり、静かになると思いきやそんなこともなく、最後までくだらない話を延々と続けていくうちに俺の自宅へと到着。
自宅のドアを開け、部屋に入るとそこには見飽きた光景が広がっており、日常に戻ってきたのだなと感じられる。
これで俺たちの旅行は終わったのだ。
うん。いい旅だったな。
また同じ友人と行きたいものだね。
俺の思い出にまた1ページ。

↑お土産で買ったTシャツ。造園屋も違う柄のものを買っていたよ。
俺は旅行に行った際にお土産を一つ買うことにしているのだが、Tシャツを買ったのはこれで3度目。
いいデザインだよ。



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