2024/08/30

昨晩は21時頃から友人と遊ぶ予定だったのだが、予定よりも友人の到着が遅れたため、駅で落ち合えたのは22時半であった。

今回遊んだのは肉屋で働いているタクミという友人で、彼は決まって季節ごとに俺の町にやってくるのだ。

とりあえず駅の喫煙所でどこで飲むことにするのかと決め、その辺の焼き鳥屋に入った。

タクミからは日頃から暇な時間に電話がかかってくるので特に積もる話もなく、適当にあれやこれやとくだらない話をしているうちに腹も膨れていった。

シメに卵かけご飯を食べてからカラオケに行ってきた。

相変わらずタクミは歌が上手く、俺は下手なままであった。

タクミとは同じ歌を歌って点数を勝負するという遊びをしたのだが、どの曲でも大体10点くらいの差がついていた。

それでも昔よりは成長しているようで『お前上手くなっとるやん』とタクミに言われた。

前回タクミとカラオケに行った時も同じようなことを言われたので、スゲー少しずつ成長しているのだろうな。

3時間くらいカラオケで歌ってから帰宅。

帰宅後は布団をしいて適当に缶チューハイを飲みながらダラダラとくつろぎ、台風のニュースを見ながらどうのこうのと話をしていると、いつの間にか朝の4時になっていたのでさっさと寝ることにした。

電気を消して1分くらいでタクミはデカいいびきをかきはじめた。

「スゲーいびきだな」と思っているうちに俺もいつの間にか眠っており、目が覚めると13時になっていた。

俺がテレビをつけてニュースを見ていると、タクミも目が覚めたようで『マジでよく寝たわ』と話しかけてきた。

今日はタクミが近所の喫茶店で飯を食いたいと話していたので、出かける支度をして家を出た。

外は「ホントに台風が来てんのか?」というような晴れ模様だった。

喫茶店に到着し、俺が何を頼もうかと迷っていると、タクミが『焼きそばを一口だけ食べてぇな』と話してきたので焼きそばを頼むことにした。

俺は基本的に友人が遊びに来た時は、友人のやりたいようにやってもらうようにしている。

どっかに行きたいと言えばそこに行くし、何かを食べたいと言えばそれを食べに行くのだ。

せっかく俺の町に遊びに来てくれたのだからね、満喫してもらわないともったいないというもんだ。

↑俺の頼んだ焼きそば。うまい!

タクミはサンドイッチを頼んでいたよ。

食事をしながら、二人で今度行こうと話していた旅行について色々と決めていった。

基本的にタクミは予定を立てたりしないので、いつもは居酒屋などを俺が探しているのだが、今回は行き先も彼が行きたいと話していた場所に行くためか、率先して予定を決めてくれた。

俺は電車の時間などを調べたくらいでほとんど何もしなかったな。

予定を組むのは難航すると思っていたのだが、食後のドリンクを飲み終える頃にはあらかた決まっていたので驚いた。

いいね。旅行が楽しみだ。

俺は行きたい場所がどこにもないので、こうして誰かが誘ってくれないと旅行に行けないのだ。

誰かと遊ぶにしても自分から誘う事もないので、友人たちがいなければ寂しい日々を送っていたのだろうなと思う。

良い友人に恵まれたことを感謝しないといけないな。

そんで俺はもっと自分から誰かを誘ったりすることをしないといけないなと思う。

ただ、俺は休みの日は家で漫画を描いたり、バイクに乗ったりしているので、別に暇を持て余しているというわけでもないんだよな。

その辺の塩梅がイマイチ俺を能動的にさせない理由なのだろうな。

やりたいことが沢山ありすぎて時間が足りていないんだよね。

さて、喫茶店で食事を終えた後はタクミが帰る時間まで余裕があったので1万円だけ打とうとパチンコ屋に行ってきた。

タクミと並んで座って『光らんなぁ』とか『それクソ台やん』などと話しながらスロットを打っていた。

結果は二人とも惨敗でしっかり1万円を失ってパチンコ屋を後にした。

今日は俺の横もタクミの横もハマりまくっていたので、他の台に座っても1万じゃどうにもならなかっただろうな。

駅に向かいながら『夏の陣は満喫できたかね』とタクミに聞くと『スロットで負けなければな』と笑っていた。

別れ際に『じゃ、達者でやれよ』と俺が声をかけるとタクミは『おう』と返事をして人混みに消えていった。

いつものことながらタクミとの別れ際はアッサリとしていて、それがなんとなく心地よく感じる。

自宅に向けて歩きながら昼から気温が少し下がった風を浴びて、もう夏も終わりに向かっているんだなと思った。

帰宅後、ニュースを見ながら夕飯を食べて今に至る。

明日からはまた仕事なのでそろそろ寝ることにしようかな。

では、またね。

今日は良い一日だったよ。

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