昼頃に認知症を発症した人のドキュメンタリー番組を見ていた。
その番組は認知症を発症した人を直接取材しており、自分の記憶に確証を持てなくなっていく不安や苛立ち、家族との確執などが赤裸々に映し出されていて面白かったし、勉強になった。
よくあるような心が温まるような話ではなく、当事者の日々を追いかけていくだけの番組であったので、当事者が感じていることがよく伝わってきた。
しかし、認知症が発症する原因というのはなんなのだろうな。
いつかは誰もが認知症になるように人間は設計されているのだろうかね。
昔、誰かが「人間は死の恐怖から逃れるために認知症の症状が出る」のだと話していたが、実際にそうなのだろうかね。
番組を見終えた後に、なんとなく俺もいつかは色々なことを忘れていきながらこの世から消えて、最終的にはすべての人が俺が生きていたことさえ忘れてしまうのだろうなと思った。
寂しいような気もするし、別にそうでもないような気もする。
そうでもないような気がするのは、死んでしまえばその後のことなどどうでもいいことだと思っているからだろうかね。
たまに来世や天国などといったものに対しての話をしている人がいるが、俺は来世や天国などは存在していないと思うんだよな。
死ねばそれで終わり。
意識も感覚も脳や体が生きていることの副産物的なものなのではないかと俺は思っているんだよね。
ま、その辺の正解は生きているうちはわからないよね。
そんなことをボヤーっと考えていた昼下がりであった。
その後、食料を買いに行きたかったのだが、雨が降っていたので近所の定食屋へ。
今日はなにも食べていなかったので、ついつい食い過ぎてしまった。
帰宅後は血糖値が上がったせいで眠くなり、いつの間にか寝ていた。
2時間ほど寝てから洗濯をして今に至る。
明日までに洗濯物は乾くのだろうかね。
明日からはまた仕事なので、今日は早めに寝るとしようかな。
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