2025/04/08

本日から現場に新しいメンバーが加わった。

その人はこの前大学を卒業したばかりのフレッシュボーイであった。

今日から研修を終えて通常の勤務がスタートしたわけなのだが、話していて緊張しているのが伝わってきた。

うーん。懐かしいな。

俺も働き始めた頃は色々なことが新鮮で緊張していたもんだ。

新卒の子からしたら俺はおじさんに見えているのだろうな。

今日やってきたフレッシュボーイ君はスーツ姿に髪の毛をビシッとセットしており、どことなく「頑張るぞ」という気力に満ちているようだった。

若さが眩しいなぁ。

俺は汚ねぇ作業着+仮眠明けのボサボサの髪+無精髭という出で立ちであり、フレッシュボーイ君と机を並べていると、まるでこの社会の光と影を現しているかのようであった。

ま、今のうちに輝いておきなよ。

これから数年で色々なことがどうでも良くなってきて輝きを失い、今の俺のようになるだろう。

ま、それはさておき、当面は辞めないように頑張ってもらいたいところだね。

この業界は入れ替わりが激しいので、定着してくれると非常に助かるよ。

とりあえずは1年を目標にかな。

俺はこの現場で働き始めて5年目になるのだが、その期間に10人以上の人が現場から去っていき、いつの間にやら古参兵となってしまった。

ここを去っていった人達は元気にしているだろうか。

良い未来が訪れているといいのだけれど。

俺はあと何年この現場に居られるのだろうかね。

仕事は気に入っているので長いこと勤めていたいところだが、この仕事は科学の発展と共に消えてゆく内容なので、持ってあと数年だろうな。

その後はどうしようかね。

うーん。

ま、その時に考えるとするかな。

どうせなるようにしかならんのだからね。

では、またね。

コメント