今日は父と昼にうなぎを食べに行く約束をしていた。
俺は昼前に起きてから風呂に入り、リビングで父の読んでいた「山賊ダイアリー」という漫画を読みながらゴロゴロしていたのだが、父が14時ごろまで起きてこなかったので、結局うなぎは食べに行かなかった。
ちなみに俺が父を起こしてもよかったのだが、昨日は遅くまで酒を飲んでいたので、なんとなく気が引けたのだ。
その後もしばらく俺はゴロゴロしていたのだが、あと少しで上の妹が実家に到着すると連絡があり、急いで部屋を片付けたりした。
上の妹は飼っている犬を一緒に連れてくるので、部屋を片付けたりゲージを作ったりしなければならないのだ。
妹の飼っている犬はすぐにその辺で小便を垂れるようなバカ犬なんだよね。
そのうちに部屋で寝ていた下の妹も起きてきて、一緒に片付けをした。
それから30分くらい経った頃に下の妹が犬を引き連れてやってきた。
上の妹は俺を見るなり『服がダセー』とゲラゲラ笑いながら、写真を撮ってきた。
俺にはよくわからんが、妹たちは結構オシャレだと思うので、妹が言うのならば俺はダセーのだろうな。
その後、上の妹は俺に誕生日プレゼントをくれた。
マジか!?
これはすごいことだよ。
俺が上の妹から貰うのは、7年ぶりくらいだからね。
俺が驚いていると、妹から『兄ちゃんだってくれてないじゃん』と言われた。
俺は毎年あげてますやん…。
さて、プレゼントは何かなと思って箱を開けると中身は財布であった。
↑どこかのブランドの財布のようだよ。
スゲー高級な財布らしく、そのブランドも知らなかった俺はスゲーバカにされたよ。
サンなんとかって読むそうだが、忘れてしまった。
しかし、嬉しいものだね。プレゼントを貰えるというのは。
正月くらいに財布がボロボロになってきたので、新しいものが欲しいと俺が話していたのを覚えてくれていたのだろうな。
下の妹が財布の値段を知りたがっていたので、話を聞くと7万円くらいしたそうだ。
ヒャッ!7万!?
上の妹は都会で色々な仕事をして沢山稼いでいるとは聞いていたが、7万円は出しすぎじゃないかね。
俺が上の妹にプレゼントであげたジブリの靴下が100足買えるぞ。
ま、俺は壊れるまで使うので無駄にしたなとは思わせないよ。
それどころか『まだそれ使ってんの?』と言う日が来るかもしれないよ。
その後、父が誕生日ケーキということでケーキを出してくれた。
↑なんか有名なところのヤツらしく、うまいうまいとすぐに食べてしまったよ。
夕食に上の妹のリクエストで天ぷらを食べたり、バカ犬と遊んだりしているうちに日付が変わったので帰宅することにした。
俺が外に出ると、頼んでもいないのに家族全員が俺を見送るために外に出てきてくれた。
なんとなくだが、それが嬉しく感じた。
バイクの準備をしていると父に『蚊が寄ってくるからはやくしろ』と言われて笑ってしまった。
『また来るわ〜』と少し手を振りながら実家を出る。
深夜の国道は静かで車もほとんど走っておらず、バイクで走っていると心地よかったが、それまで賑やかな家にいたので、少しばかり寂しさも感じた。
また明日からは一人の生活が始まるのだ。
俺はひとり暮らしの気楽さが好きなのだが、こういう時に家庭を持つ事を選んだ友人たちの気持ちがわかる気がする。
そんなことを思いながら自宅を目指して走っていく。
信号待ちをしている時になぜかわからんが、バンドのボーカルと早くツーリングに行きたいなと思った。
きっと楽しいだろうな。
これまで会社の人や友人にツーリングに行こうと提案されたことがあったが、イマイチ乗り気になれず断ってきたので、俺がツーリングに行きたいと思うのは初めてのことである。
ボーカルは沖縄で転びまくっていたので、今度は転ばないように整備された道をノロノロ走っていきたいね。
↑妹が飼っている犬。
全然言うことを聞かないバカ犬だけど、皆に愛されているよ。
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