朝方に会社で引き継ぎの準備をしていると、先月にウチに来た後輩が出勤してきた。
なんだか違和感があったので、シフトを確認すると後輩は休日なのに間違えて出勤してきていた。
おやおや。俺がこの現場に来てから初めてだよ。休みの日に間違えて出てきた人はね。
俺はたまに一時間早く出勤してしまったりすることがあったりするが、さすがに休日を間違えることはなかったよ。
それだけ休日を楽しみにしているのだろうな。
もう一人の今日が勤務の後輩が『せっかくなんで飯でも食いに行ったらどうですか』と言うので、そのまま俺の退勤後に喫茶店でモーニングを食べてきた。
年下の後輩とサシで飯を食うのは初めてなので、不思議な感じがした。
一緒に行った後輩は大人しくて物静かな人なので、俺に気を使っているのが話していてよくわかるのだが、正直、俺なんかに気を使ってもしょうがないので、友達と話すように接してもらいたいと思うのだけれど、やはり難しいのだろうかね。
俺はそんなに立場や年齢の差を感じていないが、彼からしたら俺は6個くらい年上だし、この現場で働いている期間も長いわけだもんな。
まだまだ壁があるように感じるね。
ま、まだウチに来てまだ一か月なのでそんなもんなのかもしれないが。
最近ウチの職場のメンバーは皆、真面目な感じでそんなに冗談を言ったりしないタイプの人で固まってきている。
ま、仕事なので真面目なのが当たり前かもしれないけどね。
友達じゃなくて仕事をする仲間だからね。
ま、一人くらいは俺みたいなヤツがいてもいいとは思うけど。
2年くらい前は面白い先輩や後輩がいたのだけれど、二人とも転職して辞めてしまった。
思えばあの頃が一番面白かったな。
今の職場環境も良好だけれど、あの頃は今とは違う面白さがあったんだよな。
懐かしいね。先輩と後輩の三人で仕事終わりによく飲みに行ったりもしたな。
先輩は今でも連絡を取るが、後輩はめっきり疎遠になってしまったな。
元気にしているだろうか。
しかしながら、こういった出会いと別れがあるのも、サラリーマンの面白いところだよね。
働いているだけで色々な人との関係が出来たり、消えたりしてくわけだ。
そのたびに何かしらの発見があったり、感じることがある。
いいことだね。
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