バレンタインデーということで母からチョコレートが送られてきた。
本来なら数日前に届いていたはずだが、去年引っ越しをしてから転居先を伝えていなかったので、なんだかんだと時間がかかってしまった。
母とは年に1,2回会うくらいなので、伝えるのをすっかり忘れていた。
なんかよくわからんけど未だに毎年送ってくれるんだよね。
チョコレートの種類も去年と同じものであった。
俺はもうわりといい歳なんだけどな。
でも、俺はバレンタインには基本的に誰からもチョコレートを貰えないので感謝だね。ついでにお年玉とかをくれるとなお良いね。
そういえばこれまで一度もお礼をしてないので、何かしらしておかないとな。
今年は正月に一度会ったが、遠い町で楽しく暮らしているようであった。
母はかなり我が道を行くタイプでこれまでに色々あったのだが、まぁ、今が幸せならそれでいいよね。
チョコレートはテレビを見ながらベッドの上で食べた。
食べながら「こぼしたら布団が汚れるなぁ」と思い、細心の注意を払って気を付けていたのだが、案の定かけらが零れ落ちてしっかり布団が汚れた。
何をしてんだ俺は。床で食べればよかったのにさ。
俺ってすごいめんどくさがり屋でこういう失態を犯すんだよね。
まぁ、でもポジティブに考えればちょっとしか汚れていないからセーフだな。
さてさて、日記を書きながら思い出したことがあるのでせっかくなので書くことにする。
昔のチャーリーとチョコレート工場の映画が放映されていた時のことで、その映画を見に行った友人とチョコレート工場の話をしていたのだが、妙に話が嚙み合わなかった。
俺は家にあった原作の小説を読んでいたので、映画とは話が全然違うんだなと思って話を続けていたが、家に帰って確認すると俺の読んだ小説はチャーリーとチョコレート工場ではなく、チョコレート戦争という小説であった。
まったく昔からそそっかしいんだよな。
話していた相手は確かハヤトだったような気がするけど、もう記憶は曖昧だな。
どうでもいいことかもしれないけれど、俺はできればこういう些細な事も忘れたくないんだよね。
すでに幼かった頃の出来事を沢山忘れてしまっているのだろうと思うと、なんだか寂しい気持ちになる。
昔のことはもう取り返せないけれど、現在のことはここに書いて残しておけばいつでも思い出せるから日記っていいよね。
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